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【開催報告】WeelyWorkCafé×留学生「企業を知ろう!宮崎を知ろう!留学生のための企業見学バスツアー」

企業の方へ
2023.1.31

WeelyWorkCaféとは?

Weekly Work Caféは宮崎の企業で活躍する多種多様な方々と学生が気軽に交流出来る場です。
採用のための企業説明会などとは異なるため、参加学生の服装自由!事前知識なしOK!
(企業の方も、ほとんどの方がラフな服装でいらっしゃいます。)
様々な働き方に触れることで、将来の自分の可能性を広げてみませんか?というイベント
参加学生による体験レポート!

今回は宮崎大学国際人材プロジェクトの一環として、留学生対象のバスツアーを実施しました。

バスツアーの概要について

日  時:2022年12月20日(火) 9時半~17時半
訪問企業:道本食品株式会社株式会社共立電機製作所宮崎日機装株式会社
参加人数:18人
参加大学:3大学 宮崎大学(12名)、宮崎国際大学(4名)、宮崎公立大学(2名)

「やさしい日本語」を意識したチラシを作成しました。

参加学生によるレポート「率直な感想をどうぞ!」

李さん(宮崎大学農学部3年 中国からの留学生 掲載時)

 参加したきっかけはキャパタスからのメール見て、留学生向けの企業見学のバスツアーという活動にすぐに興味を持ちました。コロナ禍の中で入学して、留学生も少なかったし、ツアーなども全然なかったです。自分も色んな国の留学生に交流することが好きで、せっかくのチャンス!是非参加させていただきたいと思いました。
 一番印象に残った一社は道本食品株式会社です。本当に三社とも非常に良かったですが、道本食品株式会社では海外に力を入れて、海外市場に進出するために今頑張っている様子と未来への展望が非常に印象的でした。また、色んな国の留学生にそれぞれの国での会社の漬物の販売計画について意見を聞いてくださり、会社の方たちと話ができました。会社にとっても、自分達留学生にも貴重な経験になっていると思います。
 元々宮崎に対する印象は非常に田舎でした。宮崎の企業は、あまり国際化は進んでいなく、海外の市場に進出していない印象でした。しかし、今回のバスツアーで見学した三社は食品と工学、医学分野で、分野は違いますが、海外市場に力を入れているし、頑張っている姿勢を見ました。また、技能実習生など、海外出身の働いている方も多く、宮崎でも非常に国際化のことを努力していて、将来に向けて海外の人材も受け入れていることに印象が変わりました。
 様々な国からの留学生が来ました。アジアが一番多いですが、欧米、そして、アフリカと南アメリカからの留学生もいました。3社とも最後に質問する時間があって、皆非常に考えて、自分の国の事と日本のことに比べたり、そして将来に自分が日本に就職するに関する質問などを活発にやり取りしました。皆さんの発想そして違う文化からの考え方などが興味深かったし、面白かったです。

道本食品株式会社のスタッフさんによる「大根やぐら見学ツアー」

中原さん(宮崎大学地域資源創成学部4年 掲載時)

 私はキャパタススタッフに声をかけていただき、学生ボランティアとして留学生向け企業見学ツアーに参加しました。ツアーでは宮崎県を代表する3社に訪れました。
 1社目の道本食品株式会社様では、大根やぐら、たくあんになるまでの過程を見学させていただきました。たくあん専用の大根の種や乾燥の度合いなど主に農学部所属の留学生から専門的な質問が飛び交い、和食の代表的な品でもあるたくあんについて留学生が真剣に理解しようとしていることを新鮮に感じました。また、自分自身白いたくあんなど漬け具合が異なることを初めて知り和食に対して理解を深めるきっかけになりました。
 次に訪れた株式会社共立電気様では、塗装工程など工場を見学して周り電照の展示室を見学させていただきました。工学部に所属する留学生が、展示されていた設計図や配線の作業工程図を食い入るように見ている姿が印象的でした。私は以前大学の講義で共立電気様の話を伺ったことがありました。しかし、製造ラインや事業の規模の大きさ、電照の種類など実際に目にすることで理解できることがたくさんありました。
 最後に宮崎日機装株式会社様に訪れました。日機装様では医療機器や飛行機部品など高度な技術を必要とする製品を製造されている上に、医療器具の練習環境を提供するなど幅広く細やかなサービスを提供されていることがわかりました。会社内の展示室には様々な最新機器が並び、世界で信頼されている企業であると肌で感じました。留学生も機械の性能、企業の歴史等に興味津々で見学時間の限界まで質問が絶えませんでした。
 以上のように特徴ある3社を見学して周り、それぞれの会社で充実した時間を過ごすとともに留学生目線で企業や就活を考えることができました。企業でのグローバル意識が当たり前になっている状態と依然と残る言語やコミュニケーションの問題を抱える現場に触れ、多様化が進む今を“働く”とは個人としても企業としても大きな開進を遂げている最中なのだと感じました。また、移動中に行われた就活クイズで多くの留学生が“お祈りメール”に驚愕するなど日本独特の就活文化にハッとすることもありました。日本の働く際のこれまでの文化と国際的な試み、双方を実感できる貴重な体験でした。

バス車内での「日本の就活クイズ」の様子。

運営スタッフによるレポート「スタッフは見た・・・!」

宮崎大学 国際連携機構 国際連携課 留学交流係 立野さん

 同行スタッフとしてバスツアーに参加し、留学生らと共に県内の企業3社を見学しました。
 どの訪問先でも留学生は好奇心いっぱいで新しいものに触れ、企業の方との対面の際には臆することなく積極的に質問をしていました。製品の製造、販売に関しての質問だけでなく、「日本で働くにはどんな技能が必要か?」といった質問も挙がり、日本での就職への関心の高さがうかがえました。 今回のバスツアーは留学生にとって日本の企業文化を知る絶好の機会になったと思います。

メディカル・航空宇宙など様々な事業がある宮崎日機装株式会社

宮崎大学 学び・学生支援機構 地域人材部門 髙栁さん

 留学生が日本で学んだ後、これまでは母国に帰国することが多かったのですが、時代は変わりました。今、留学生は卒業、修了後に学んだ日本に残り専門性を活かして就職し活躍しています。宮崎県の企業のグローバル化にとって、宮崎の大学で専門性を身につけて、生活習慣や文化も体得している留学生はたいへん魅力的な人材と言えます。バスツアーを通して企業と留学生の笑顔あふれる出会いが生まれました。宮崎のグローバル化の明るい光を感じることができました。

共立電機製作所では、この工場働いている海外の方と交流する機会がありました。

実施時の様子(写真、報道など)

運営スタッフ目線での「バスツアーハイライト!」な写真たち

工学女子が配線図にくぎづけ!
お昼ご飯に母国の料理を作ってきた人も!
触れる展示室で飛行機ジェットにタッチ!
社長と話すために順番待ちをする学生
この距離で見学させてもらえるのすごい!
思わず写真撮っちゃうよね!(撮影可の場所です)


当日の様子が、メディアでも報道されました。

宮崎日日新聞(2022年12月21日(水)朝刊 19ページ)
MRT宮崎放送(2022年12月20日(火) 夕方のニュースにて)動画視聴

今後のWeeklyWorkCaféやご案内

「WeeklyWorkCafé×アオ活」第2弾!

日付:2023年2月2日(木)
時間:14:00~16:15
場所:宮崎大学まちなかキャンパス
参加費:無料
服装:自由
対象:宮崎県内の全高校・大学・短大・高専生
申込:申込フォームより
※詳細はコチラ

ご案内「オンライン講座 外国人材もわたしたちも働きやすい宮崎をめざして」

この講座では、企業で外国人材を受入れる際に役立つ情報・制度などを学ぶことができます。
第二章では留学生の新卒採用に関する情報を掲載しております。
また、外国人材とのより良いコミュニケーションのコツや考え方、生活支援に役立つ情報も知ることができます。
ぜひ、ご活用ください。

動画の視聴ほか詳細は以下のURLをご参照ください。
https://www.hinatamba.jp/course/1595/


今後もキャパタスは、国籍問わず、学生と企業の接点を創出していきます。