ニュースリリース
2023年12月14日 掲載
令和5年12月4日(月)、第23回「野口賞」の受賞式が行われ、本学工学部の永岡章准教授が奨励賞を受賞しました。「野口賞」は、我が国の電気時業界・化学工業界の先駆者である野口遵翁の偉業を顕彰し、宮崎県内を拠点として独自の事業拡大・研究開発・技術開発を行い、顕著な業績が見込まれる企業・個人等に贈られるものです。
△記者会見の様子
永岡准教授は、熱を電気に効率よく変換する「環境調和型熱電変換デバイス」を研究開発。世界で初めて独自の化合物結晶成長技術を確立し、世界最高レベルの性能指数を有するレアメタルや有毒な元素を含まない、安心安定な環境調和型の熱電素子材料の開発に成功したことや、地球環境レベルでのエネルギー問題、カーボンニュートラルの実現、更には緊急時の非常用電源など様々な分野で社会貢献への期待が大きいことなどが高く評価されました。永岡准教授は、児童生徒向けにも学内外で様々な体験活動を実施しており、2023年10月28日に実施された宮崎県木城町の町制施行50周年記念式典の場では、一般功労者として表彰を受けています。永岡准教授からは「この度は伝統ある野口賞奨励賞を頂戴し、誠に光栄に思います。今後は、本表彰を励みにこれまで以上に研究に邁進し、生まれ育った宮崎から世界へ成果を発信していきます」と、力強いメッセージをいただきました。
◎関連記事
▼カセサート大学附属高校・宮崎北高校御一行、宮崎大学を訪問(2023.10.30) https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/international-info/content-5.html
▼業界初! 最先端測定技術を用いた化合物半導体中の欠陥構造の解明(2023.4.20) https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/edu-info/post-980.html▼過去最高の熱電変換性能指数を示す環境調和型熱電材料の実現(2021.7.28) https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/edu-info/post-684.html▼永岡章助教が2020年度高柳健次郎財団研究奨励賞を受賞(2021.1.29) https://www.miyazaki-u.ac.jp/tech/news/cat641/2020-1.html▼宮崎県内小中学校が修学旅行で宮崎大学を訪問(2020.11.10) https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-570.html
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。Adobe Readerは Adobe Readerのダウンロードページよりダウンロードできます。
PAGE TOP