宮崎大学
ニュースリリース

未来を切り拓く新しい扉がここにある  ~ 留学 & 海外研修フェア ~

2025年02月07日 掲載

2025年2月5日(水)、「留学 & 海外短期研修フェア」が地域デザイン棟(木花キャンパス)を拠点に日本・韓国・香港の3カ国をオンラインで結んで対面とのハイブリッド形式で開催され、約40名の方にご参加いただきました。

これは、海外に留学する日本人学生を増やそうと、宮崎大学国際連携センターが主催したもので、第1部では、国際連携機構の伊藤健一准教授がモデレーターを務めながら、①宮崎市で留学エージェントを行う浜砂順一郎氏(ウイングジャパン留学センター代表取締役)、②韓国で日本語教育に携わる真榮田義正氏(順天大学校特別教授)、③香港で宮崎企業の海外展開を支援する坂井愛子氏(宮崎県香港事務所代表)を交えたパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは、現在の留学や費用の傾向が説明されたほか、韓国に留学する日本人学生の成功事例や失敗事例などが紹介され、留学する上で必要な心構えや準備について分かりやすく説明していただきました。

  左:伊藤准教授、右:浜砂代表
△ 左:伊藤准教授、右:浜砂代表

2部では、海外留学経験のある4名の学生による座談会と、個別相談会が実施されました。個別相談では、留学個別相談やJICA職員のテーブルも設置され、参加学生は自由にテーブルを移動しながら熱心に話を聞いていました。留学経験者の学生たちも自身の体験をスライドや写真を交えて語りました。終了後のアンケートでは、「先輩学生の体験談が最も役に立った」と回答した学生が88% に達し、最も多い結果となりました。同世代の先輩がどのような準備をし、留学中に何を学び、どのようにキャリアを考えているのかを熱く語る姿に、多くの参加者が感化されたようです。

留学プランニング相談会の様子
△留学プランニング相談会の様子
先輩学生による留学座談会の様子
△先輩学生による留学座談会の様子

宮崎大学では、交換留学制度や「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」などを利用して、日本人学生の海外留学を推進してきたことから、派遣数は大幅に上昇傾向にありました。しかし、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延以降、派遣数が大幅に減少し、昨今の円安や物価高の影響なども相まって、ピーク時の数字には届いていないことから、様々な形で異文化に触れる機会や留学経験を持つ学生の話に触れる機会などを創出しています。

宮崎大学では、南九州大学、宮崎国際大学、宮崎学園短期大学の3つの県内高等教育機関と連携して申請し、採択された「令和5年度大学の世界展開力強化事業」(テーマ:地域と世界を結ぶ「知」の循環:日・米・台・韓の地域からGXへ挑むグローバル人材育成事業)が進められており、短期派遣・受入プログラムを進めているほか、メタバースを用いた仮想空間による国際交流なども行っています。今後も県内高等教育機関や地域自治体、地域企業や国際協力機関などと幅広く連携しながら、本県の国際化を牽引することができるように努めてまいります。

▼バーチャルリアリティー空間での学生交流に初挑戦(2024.7.16
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/international-info/post-1217.html

▼県内大学が連携してグローバル人材の育成を目指す -大学の世界展開力強化事業に採択
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/international-info/content-4.html

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