宮崎大学
ニュースリリース

東京都台東区議員が宮崎大学を視察 ~ ロコボットを体験 ~

2023年11月08日 掲載

2023年11月7日(火)、東京都台東区議会保健福祉委員会の石川義弘委員長・青柳雅之副委員長をはじめとする合計10名が宮崎大学を訪問し、本学が医工連携で開発した、遊びながら楽しくロコモを予防・改善する新感覚ロボットシステム「LOCOBOT®(ロコボット)」の取り組みを視察しました。

「LOCOBOT®(ロコボット)」は、肩幅ほどの専用のボードの上に立ち、ボードの上で体重移動を行いながら専用の球体(ボール)を遠隔操作します。この球体の動きを利用してピンを倒したり様々な用途への展開が期待され、医療現場においてもリハビリテーションで活用されるようになっています。

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△挨拶をする石川議員
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△質問をする髙森議員

今回は、議員の皆様方から、開発の経緯や展開、病院でのリハビリテーション治療、デイサービスセンターでの活用、今後の台東区との連携などについてディスカッションし、楽しんでリハビリができることが素晴らしい、様々なところへ導入がすすめば助かる方が多くなると思いますので積極的に取り組んでほしい、将来が楽しみですなどとのコメントをいただいております。

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11月3日から宮崎市(シーガイアコンベンションセンター)で開催された第7回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会(会長 帖佐悦男教授)には、室伏広治スポーツ庁長官をはじめ、全国各地から約3,000人の関係者が参加。室伏長官はロコボットを体験し、「これはすごいね!」との嬉しいお言葉を頂きました。今後、アスリートのトレーニングでもロコボットの活用が期待されています。

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△ロコボットを体験する室伏長官(11/4

宮崎大学では、2007年に国内初となる異分野融合型の大学院博士後期課程である農学工学総合研究科を設置したほか、2010年にも医学と獣医学が融合した国内唯一の医学獣医学総合研究科を設置するなど、分野の垣根を越えた融合型研究を推進しています。今後も、異分野融合の研究を進め、様々な形で地域の皆様に還元できるように取り組んでまいります。

※LOCOBOTは国立大学法人宮崎大学の登録商標です。(商標登録第6347682号)

〇関連トピックス
▼ 転がるロボット登場!最新技術を駆使した「楽しいリハビリ」とは?【みらい研究ラボ#1】
https://www.youtube.com/watch?v=-RwnI1bqW2g

▼ 記者会見を実施:「LOCOBOT®(ロコボット)」の臨床研究成果が学術誌に掲載(2023年6月5日掲載)
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1002.html

▼ 宮崎大学における医工連携による臨床研究開始について記者発表(2021年8月10日掲載)
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-693.html

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