大学発ベンチャー「株式会社Smolt」の上野代表取締役が "STI for SDGsアワード 最高賞"受賞を報告
2022年02月08日 掲載
令和4年2月8日(火)、本学として初の学生ベンチャーで、サクラマスの循環型養殖を行っている「株式会社Smolt」の代表取締役を務める上野賢氏(宮崎大学大学院農学工学総合研究科1年)と内田勝久農学部教授が鮫島浩学長に対して、「STI for SDGs」アワードにおいて「科学技術振興機構理事長賞」を受賞したことを報告しました。
「STI for SGDs」アワードは、科学技術振興機構(JST)が実施する科学技術イノベーション(STI)を用いて社会課題を解決することによりSDGsの達成を目指す特に優れた取組を表彰する制度で、同社の取組が、天然物を保全し養殖へシフトする世界的な流れに沿う形で、地域に根ざした独自の研究を事業化し、地元の生産者ともしっかりとコミュニケーションをとりながら、パートナーシップによって成果を出している点、加えて、ビジネス戦略を明確にしていて、高水温に強い種苗の開発は、気候変動による海水温の上昇への対策としても期待できる点などが高く評価されました。