宮崎大学
ニュースリリース

河野宮崎県知事が「LOCOBOT®(ロコボット)」を体験

2022年10月20日 掲載

令和41020日(木)、帖佐悦男病院担当理事(医学科感覚運動医学講座整形外科学分野教授)、山子剛准教授(工学科機械知能工学プログラム)、渡邉望教授(医学科機能制御学講座循環動態生理学分野)が河野宮崎県知事を訪問し、新しく開発した遊びながら楽しくロコモを予防・改善するロボットシステム「LOCOBOT®(ロコボット)」や医・工・農連携で取り組む「循環・運動器疾患の克服による健康寿命の延伸プロジェクト」の説明を行いました。

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「LOCOBOT®(ロコボット)」は、本学の医工連携により研究開発が進められ、肩幅ほどの専用のボードの上に立ち、ボードの上で体重移動を行いながら専用の球体(ボール)を遠隔操作するものです。説明後、実際に河野知事にも体験していただき、「これはいいね 面白い ずっと遊びたいね」との感想をいただきました。

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現在、ロコボットは宮崎県内で試験的に導入されている状況で、様々なスポーツイベント・ロコモ予防イベントでの活用を見出しています。また、医学部附属病院でも使用されていて、人工股関節・膝関節全置換術患者の運動機能改善への効果を検証する臨床研究を実施しています。この臨床研究によりリハビリ期間の短縮化や効率化、人件費の抑制等、スポーツトレーニングや老人ホーム等で高齢者のロコモ予防、認知症予防にも役立つと期待されていて、本年925日には、九州・沖縄地区のJNN系列ドキュメンタリー番組である「世界一の九州がはじまる!」においても紹介されました。

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宮崎大学は、2007年度に設置した農学工学総合研究科博士後期課程や日本で唯一の獣医学と医学が融合した大学院である医学獣医学総合研究科をはじめとする異分野融合型の研究体制や強固な産学官連携体制があります。今後も、地域自治体や企業などとの連携を深めながら教育・研究・社会貢献を進め、総力を挙げて県民の健康増進に向けた活動を展開していきます。

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※ ロコボットを社会実装するために宮崎大学発ベンチャー企業のLOCOBOT株式会社(本社:宮崎市、代表取締役:山子剛、URLhttps://www.locobot.jp)が設立されています。

※ LOCOBOTは国立大学法人宮崎大学の登録商標です。(商標登録第6347682号)

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