令和6年度 第25回 工学部テクノフェスタ体験入学
宮崎大学工学部は1学科6プログラムで構成され、それぞれ特徴のある研究を行っています。令和6年度工学部テクノフェスタ体験入学は、6プログラムそれぞれの特色ある下記の内容の講義・実験を企画しましたので、ぜひご参加ください。
日時
令和6年11月23日(土) 10:00 ~ 15:00(事前説明等の時間含む)
対象
高校生・高専生
申し込み方法
参加申込は下記のの申込フォームから各自お申し込みください。申込期限は11月5日(火)17時まで11月11日(月)12時までです。
*申込期限を延長しました。
*体験いただくプログラム及び当日の連絡事項等については、11月15日(金)までに申込フォームに登録されたメールアドレスへご連絡いたします。
*服装は自由です。
*申込フォームでは第1希望と第2希望のプログラムを選択いただきます。
*希望人数がプログラム受入れ人数を超過した場合は抽選を行いますのでご了承ください。
*高校生のプログラムの振り分けについては11 月中旬に申込フォームに登録されたメールアドレスへご連絡いたします。
*昼食は,各自ご準備ください。当日は食堂を利用することができます。
*事業内容の関係上,講義のみ,実験・実習のみの参加はご遠慮下さい。
プログラム一覧
化学生命プログラム(募集人数:30名)担当: 大島 達也
【講義】 10:30 ~12:00 B210講義室 |
スマホやパソコンの廃棄物から金を高純度にリサイクルする化学の力 スマートフォンなどの電子機器には金が含まれており、取り出すことができれば1gで1万円以上の価値があります。しかし電子機器は多種の金属から構成され、金だけを取り出すのは容易でありません。ここでは金を溶かして分離する「湿式精錬」技術を紹介します。 |
【演習・実験】 13:00 ~14:30 B210講義室 |
金を取り出す液体を見つけよう 午前中に紹介した金の精錬技術について体験します。金を取り出す液体(有機溶媒)は何でもいいわけではなく、取り出せる溶媒の化学構造に条件があります。候補となる溶媒を提示しますので、金の分離に効果的な溶媒を見つけましょう。 |
土木環境プログラム(募集人数:20名) 担当:末次 大輔
【講義】 10:30 ~12:00 B106講義室 |
くらしを守る土木技術~地震災害に備える~ 地震によって道路やライフラインなどのインフラや,家屋などの建物が損傷すると,私たちの暮らしに甚大な影響が及びます。この講義では地震が起こるとどのような被害が発生するのか,そして地震による被害をどのように防いだり軽減したりするのかを考えます。 |
【演習・実験】 13:00 ~14:30 土木環境工学実験棟 |
地盤の液状化現象をみる 地震が発生すると地盤が液体状になって様々な被害をもたらします。振動破壊実験装置を使って地盤の液状化現象を観察し,液状化現象のメカニズムと,液状化を防ぐ技術についてわかりやすく解説します。 |
半導体サイエンスプログラム(募集人数:25名) 担当:横谷 篤至・亀山 晃弘
【講義】 10:30 ~12:00 B205講義室 |
LEDはなぜ光る? ○ものが光ると言うことはどういうことか。 |
【演習・実験】 13:00 ~14:30 B205講義室 |
光で遊んでみよう 講義でも述べたように、可視光に比べて紫外線は、波長が短く光子エネルギーが高くなります。この紫外線を当てると変色するビーズを使って紫外線ストラップを作ります。また紙の分光器でLEDや太陽光を虹色に分光してもらいます。 |
電気電子システムプログラム(募集人数:25名) 担当:加来 昌典
【講義】 10:30 ~12:00 B206講義室 |
光とは? 現在,私たちの身の回りでは様々な光技術が使われています.身近に使われている"光"ですが,「光の特徴は?」,さらには「光とは?」と尋ねられたとき,皆さんはどのように答えるでしょうか。本講義では光の本質について学習し,光に関する研究事例を解説します.また電気電子システムプログラムの紹介をします. |
【演習・実験】 13:00 ~14:30 B206講義室 |
定規でナノメートルの長さを測る 午前中の講義で学ぶ光の特徴を利用して,ミリメートルの目盛の定規を用いて,ナノメートルサイズの光の波長を測定します.実験は小人数グループに分かれ大学院生や学部生と一緒に行います.また実験終了後には,大学院生達と大学生活などについて座談会を行う予定ですので,疑問等あれば気軽に質問して下さい. |
機械知能プログラム(募集人数:60名) 担当:川末 紀功仁・Khin Dagon Win
【講義】 10:30 ~12:00 B112講義室 |
超スマート社会をつくる知能機械(講義編) AIとIoTの導入によって機械が変わります。車の自動運転は機械工学にAIを導入した成果です。未来生活を連想させる『複合現実技術』、AIと画像処理技術を応用した『豚の体重が見える魔法のメガネ"スカ豚~(スカブター)"』など、機械知能プログラムで作る未来技術を学びます。 |
【演習・実験】 13:00 ~14:30 B108講義室 |
超スマート社会をつくる知能機械(体験編) AIとIoT、最近よく聞くけど実際はどうなの? CMで見るけど空想じゃないの?それでは機械知能プログラムが世界に誇る超スマートな未来社会に案内しましょう! 思わず声がでる体験を約束します。 |
情報通信工学プログラム(募集人数:60名) 担当:伊達 章・高橋 伸弥
【講義】 10:30 ~12:00 A119講義室 |
私たちの社会を支える情報通信技術 人工知能・AIといった言葉が広く使われるようになって久しいが、これは高度に発達した情報通信技術によって支えられています。本講義ではこれらの技術について概説したうえで、ニューラルネットとよばれる数理モデルについての基本的な仕組みについて学びます。 |
【演習・実験】 13:00 ~14:30 A119講義室 |
世界の中心で、AI と遊ぶ ご家庭でお使いのスマートフォンやノートパソコンなどの機器をご持参いただき、いくつかの機械学習アルゴリズムを体験します。日頃使い慣れているデバイスの可能性を体験するとともに、情報通信工学への関心を抱いてもらうことが目的です。機器をお持ちできない方には演習室のパソコンを用意いたします。 |
お問い合わせ先:
- 宮崎大学工学部総務係
E-Mail tecsoumu(at)cc.miyazaki u.ac.jp
TEL 0985-58-2871, FAX 0985-58-2876
※メールアドレスの「(at)」部分を「@」に変更して送信してください。