すべて 化学生命プログラム 土木環境プログラム 半導体サイエンスプログラム 電気電子システムプログラム 機械知能プログラム 情報通信プログラム 半導体サイエンスプログラム 武田 彩希 半導体サイエンスプログラム 2024.08.08 宇宙・素粒子・原子核を撮影する半導体イメージセンサ 物理現象を可視化し情報を得る方法のひとつに「量子イメージング」があります。「量子」とは、X線やガンマ線、中性子線、ベータ線などの粒子のことです。量子イメージングは、これらの量子をセンサで信号としてとらえ、得られたデータを解析することで、物理現象の情報を抽出します。例えば、X線やガンマ線は医療や宇宙観測に、中性子線を使った組成分析は、自動車の車軸やコンクリートなどの非破壊検査に活用されています。 化学生命プログラム 宇都 卓也 化学生命プログラム 2024.08.06 分子シミュレーションが開拓する次世代型モノづくり 近年における情報技術のさらなる進歩に伴って、コンピュータシミュレーションによって物質・材料を探求することは当たり前の時代となり、創薬やナノテクノロジー、環境・エネルギー領域などでの適用が急激に広がっています。このような学問分野を理論・計算化学といい、化学実験と並ぶ新たな研究アプローチとして発展してきています。宮崎大学工学部の宇都研究室では、生体高分子(多糖類・タンパク質・核酸など)や電解質などを分子シミュレーションによって解析・予測する研究活動を行っています。特に、バイオマス資源である多糖材料における分子 半導体サイエンスプログラム 福山 敦彦 半導体サイエンスプログラム 2024.08.06 半導体デバイスの特性劣化を引き起こす発熱の高感度検出法の新規開発 パソコンやスマートフォンを長時間利用していると熱くなる経験があると思います。半導体デバイスは電子の流れを制御することで動いていますが、流れる電子の一部は欠陥準位を介して再結合して熱を放出します。これによって半導体物性値が変化してしまうため半導体デバイスの性能が低下します。そこで我々の研究室では、電子が発熱する物理素過程を高感度に検出する新たな評価法を開発し、欠陥準位の正体を明らかにする研究を行っています。 情報通信プログラム 内山 良一 情報通信プログラム 2024.07.11 医療AI・医療データサイエンス 日本では少子高齢化が急速に進行しています.労働の中核的な担い手となる生産年齢人口が減少する一方で老年人口が増加しています.地方では過疎化が進み,医療格差も広がっています.工学は社会と密接に繋がった学問です.工学の新しいアイデアで,環境や社会にも配慮しながら持続可能な経済活動が維持できるように,社会構造を再構築する必要があります.我々の研究室では,モノから心の豊さへの関心が高まった現代において,「Well-being(心身の健康と幸福感,社会的な良好さ)」をキーワードに,地方に住んでも安心して暮らせる社会の 土木環境プログラム 末次 大輔 土木環境プログラム 2024.02.29 循環型社会形成に貢献する地盤改良技術の開発 軟弱な地盤上に構造物を建設する際には,地盤をその荷重に長期間耐えられるように強化されます。近年は人類の活動で排出される二酸化炭素を大幅に削減することが強く求められています。光合成で成長する木を使えば大気中の二酸化炭素を固定化することになり削減に貢献できます。私たちの研究室では,このような木材を使って十分な地耐力を持たない軟弱な地盤をメンテナンスフリーで強くする方法について研究しています。 情報通信プログラム Thi Thi Zin(ティティズイン) 情報通信プログラム 2024.02.29 農工連携分野 ICTを活用した牛のモニタリングシステムの開発 高齢化、大規模化する現代の畜産で、24時間365日にわたり家畜の健康管理を適切に行い、異常や変化に留意し続けながら経営を継続することは容易ではありません。本研究では、家畜生産性の改善と地域活性化の実現を目的とする要素技術の開発を行います。一方、農業就業人口は減少の一途をたどり、持続可能な地域再生には、イノベーションによる農業システムの画期的な刷新が必要不可欠です。生産性を向上すると同時に、農家の負担を軽減する必要があります。 半導体サイエンスプログラム 森 浩二 半導体サイエンスプログラム 2024.02.29 X線で見る激動の宇宙 皆さんが夜空を通して地上から見る宇宙は、星々が可視光線で輝く姿を我々の目が捉えたものです。一方で、我々は、X線天文衛星を打ち上げて、X線で宇宙を観測しています。以下の画像は、X線で輝く天体の一例です。エネルギーの高いX線で宇宙を見ると、爆発した星の姿や、中性子星(ちゅうせいしせい)と呼ばれる星がジェットを吹き出す様子など、激動の宇宙を捉えることができます。我々の目には見えない宇宙を見ることで、真の宇宙の理解に迫ります。 電気電子システムプログラム 武居 周 電気電子システムプログラム 2024.02.29 計算科学に基づく数値解析技術の統一的構築と電気電子工学における利用技術の研究 WiFi通信や医療マイクロ波デバイス動作の原理となっている電界と磁界の伝搬の様子を明らかにする手段の一つが、電磁界シミュレーションです。電界と磁界の伝搬過程で金属や誘電体によってねじ曲がったり反射したりを繰り返します。このように広範囲で複雑な振る舞いをする電磁界を高精度にシミュレーションするためには、高性能な並列計算機と、その性能を十分に引き出すことができる高度なアルゴリズムが必要となります。 電気電子システムプログラム 永岡 章 電気電子システムプログラム 2024.02.29 未利用熱エネルギー活用に向けた高効率熱電変換材料の開発 国際的な取組である2050年カーボンニュートラル実現のためには、日本だけでも原子力発電所数十基分のエネルギーに相当する身の回りの未利用熱の利用促進が必要不可欠である。排熱(温度差)を直接電気へ変換する熱電材料には大きな期待が集まっている。我々は、独自の材料開発技術から熱電発電の社会実装へ向けて高効率で環境調和した熱電材料の開発を行っている。 化学生命プログラム 宮武 宗利 化学生命プログラム 2024.02.29 微生物機能を利用した環境浄化・修復に関する研究 現在世界各国で有害物質や産業廃棄物による環境汚染問題が深刻化しており、地球に優しい環境保全技術の確立が望まれています。微生物による環境保全や廃棄物処理は、物理・化学的な手法と比較して、エネルギーコストが少なく、環境調和型システムとして非常に有効です。 機械知能プログラム 川末 紀功仁 機械知能プログラム 2024.02.29 体重が見えるメガネ「スカブター」 養豚において、豚の成育状態や出荷時期を決める目安として体重は重要です。しかし、100kgを超える豚を豚衡機(豚の体重計)に誘導し、体重を測定することは大変な労力を要します。そこで、AIにより、カメラで豚を撮影するだけで,熟練者と同等の体重推定を可能にするシステムを開発しました。 化学生命プログラム 菅本 和寛 化学生命プログラム 2024.02.01 植物は有機化学の宝箱 植物由来の資源は有機化学の分野ではお宝です、例えば糖類(砂糖)。砂糖の主成分はスクロースです。スクロースは天然ではありふれた化合物ですがこれを人間が全合成しようとすると大変困難です。非常に複雑な立体配置をしています。砂糖のように複雑な構造をしていている天然資源は地球上に数多く存在します。我々はこの天然資源を出発物質として今まで合成の報告例のない天然物やその類縁体の合成を行い。その生物活性を調べています。現在合成を行なっている化合物の一つはフィタン酸です。フィタン酸は以下に示す分岐鎖脂肪酸です。 1 2 TOPに戻る