宮崎大学
ニュースリリース

野球というスポーツが持つ価値と可能性を全国に発信 宮崎大学公開講座「世界の野球事情」

2024年06月07日 掲載

2024年6月5日(水)、宮崎大学が国際協力機構(JICA)などと連携しながら、日本とは全く異なる世界各地の野球事情を国内外にオンライン形式で発信する公開講座「世界の野球事情」を実施し、2024年度前期全5回(通算55回)が終了しました。

2020年から始まった新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延により、県を超えての移動や外食を控えるなどの厳しい行動制限・渡航制限が要請されるなど、海外旅行はもちろん、これまで行われていたスポーツを通じた国際的な草の根交流は途絶え、海外のことについて知る機会は失われていました。そうした状況のなかで、急速に普及したオンラインの強みを生かした形で、世界各国で野球の指導経験がある日本人に協力いただき、本講座は2021年度から開始。当初は、日本国内からの発信がほとんどでしたが、現在では渡航制限も解除され、現地(海外)から発信してもらうケースの方が多くなっています。

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(写真:WBC予選での試合前にハカを披露するニュージーランド代表の選手たち)

▼2024年度前期

2024年度前期第1回目のコスタリカ編(5/8開催)では、海外協力隊の野球隊員としては初めて女性隊員として派遣されている佐合桃果氏が講師を務め、コスタリカにおける野球事情のみならず、スポーツ隊員として派遣されることの意義について紹介。パラオ編では、日本の影響が色濃く残るパラオの文化や言葉が紹介され、野球を通じた草の根交流の重要性なども語られるなど、どの講座においても単なる野球事情の紹介に留まらず、野球を通じた人材育成の取組や、国の歴史や文化、日本との関係性を学ぶことができる充実したコンテンツを盛り込んでいただきました。

今回の講師のなかには、本講座を通じて、海外で野球指導をする日本人がいることを知り、自身が海外に飛び立つ大きなきっかけとなった方もいます。また、受講者のなかには高校生も含まれるなど、本講座が未来を担う若い世代に世界に目を向けてもらうきっかけにもなっています。宮崎大学では、今後も様々な角度から多様化する学びのニーズに合わせた講座を実施し、地域社会及び国際社会に貢献できるよう取り組んでまいります。

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(写真:パラオ編にて撮影)

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▼宮崎大学公開講座「世界の野球事情」が50回目の節目を迎える
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/50-1.html

▼野球を通じた国際交流 ~ WBCチェコ共和国代表と親善試合を実施 ~ 
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/-wbc.html

▼公開講座「2022年度世界の野球事情」全15講座が終了
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/international-info/202215.html

2021年度世界の野球事情(ポスター)
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/0b5d9a93022c665b24e859f85ca257a5581e8f90.pdf

2021年度世界の野球事情詳細はこちら
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/20.html

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